改正入管法が再度国会で審議入りしています。
入管の収容施設での死亡事件をうけ、一度は廃案になったものの改正案です。
批判を浴びているのは、前回同様「難民申請」にかかわるものとなっています。
日本の難民認定制度は、その認定率の低さから、実質的には難民を認定しないための制度なのではないかとの批判がありました。
今回の改正法では、計3度の申請でも難民認定されなかった外国人を強制的に日本から退去させることができるという条文が含まれているようで、ここが人道的配慮に欠けているという声を大きくしているわけです。
方や、厳格な手続きの中で、すでに難民としての評価を受けられないことがはっきりしている外国人に対して厳しい姿勢をとるのは当然だという声もあります。
果たして成立することになるのでしょうか?