専門学校で学ぶ人たちの目的は、「手に職をつけて、就職すること」です。
しかし、外国人が専門学校にて勉強し、資格を活かして、就職を考えるとき、就労のビザがとれない場合があるという問題があります。
専門学校まで行って、ビザがとれない？と思われるかもしれませんが、実際に多くのケースでは取ることができないです。
そもそもそのようなビザが準備されていないという方が正確かもしれません。
そんな中、こちらのニュースです。
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あくまで東京圏（国家戦略特区）だけの適用になりますが、日本の美容師育成専門学校で学んで、美容師免許を取得した外国人に、「特定活動」ビザを与えて、少なくとも5年間就労できるようにするものです。
しかし、なぜ5年間、という期限付きなのでしょうか？
これは、日本で美容師の戦力として外国人にその門戸を開く、、というよりも、日本の美容技術を世界に広めていってもらうという日本のソフト戦略の一貫となっています。
日本の美容技術は、世界からみて非常に優れたレベルにあるのだそうです（普段、髪を切る事すら自分で済ませているので、私はよく知りませんでしたが笑）。
そのため、5年という期間を設け、この5年を経過したあかつきには、自国に持ち帰っていただき、自国でその技術を活用してもらう、ということです。
これは、日本の調理専門学校を卒業された、外国人調理師に対して、就労ビザを与えるという流れと同様です。
もちろんこの5年の間にも、日本で就労継続を望む外国人が生活しつづけるためのビザも今後でてくるかもしれません。
我々日本人すら、気づかない日本の魅力を海外に伝えてくれる外国人の動きから、今後も目を離せません。
春野行政書士事務所
